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2003年12月21日

12月某日 ”お疲れ様です!”現象

 雑誌の編集者は年末進行でみなさん大変なようだ。普段だとめったにない朝9時頃に疲れた声で電話がかかってきたりする。朝も夜ないようだ。最近気になるのが、電話をとったときに時間帯に関係なく「お疲れさまです!」と言う挨拶だ。この、疲れてなくてもとりあえず「お疲れさまです!」は出版業界(だけでもないかもしれないが)で若い人を中心に一般化しつつある。夕方の、「今日も一日が終わる」というささやかな喜びを人々が共有し始めるような時間帯にもう一踏ん張りという時、「お疲れさまです!」は実にしっくりくる。「ハイ、ありがとう頑張ります!」という気分になる。しかし朝早くに(向こうは徹夜明けかも知れないけど)こちらは睡眠をたっぷりとってむしろ意気揚々としている時に「お疲れさまです」といわれるのは何か抵抗を感じてしまう。芸能界みたいに時間帯に関係なく「おはようございます」のほうが、これから一緒に新しいことを始めよう!という感じで新鮮でいい。午前中から「お疲れさまです」と言われると疲れていなくてもなんとなくこちらも「お疲れさまです」と返してしまう。そうするとなんとなく「あぁ、ホントに今日もオツカレサマだよな」という気になってくるし、場合によってはさらに「なんだか早くビール飲んで寝てしまいたいナ」というロウな気になってくる。
 対策としては忙しい時、疲れている時ほど明るく「お早うございます!」、「コンニチハ」などを相手よりも先にいうことだろうか。でも相手が疲れている感じがしたとき

投稿者 Ken Kitano : 2003年12月21日 22:07