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2011年10月09日

細江英公先生とトークイベントしました

10月8日 福島辰夫写真評論集出版記念でナディッフで細江英公先生とトークイベントをしました。
福島先生もお越し下さった。VIVOやリアリズム写真のことは6月にpgiで川田喜久治先生にもうかがったが、川田先生とはまた違ったお話を、今回細江先生からうかがえた。細江先生は19歳で福島先生とお会いになり、福島先生が浦和の瑛九のところへ細江先生をお連れしたとのこと。瑛九のデモクラート美術運動のことに始まり、福島先生のとりわけ「運動」としての批評活動の一面を細江先生からお聞きできたことは収穫だった。トーク終了後は細江先生と福島先生とテーブルにならんでサイン会。長い列ができました。夢のようなツーショット。感無量でした。

この日恵比寿ナディッフビルは2階のMEMで中山岩太モダンプリント展のオープニングと金子隆一さんのレクチャーが、3階のカフェでは飯沢耕太郎さんのきのこトークイベントがあった。偶然にも写真批評家3人のイベントが開かれた。岩太展では「中山岩太の会」代表で中山岩太のお孫さんの中山聖さんと写真掲載許諾の件でお世話になっている兵庫県立美術館の河崎さんにお会いすることができた。金子さんのレクチャーでも福島先生が中山岩太らについて書いた「破綻と彷徨」に触れておられた。3巻「破綻と彷徨」を待ち望む声は多く、昨日も細江先生や何人かの読者からもお聞きした。
で、その3巻・・・進んでいません。レイアウトと校正・・・。

二次会への道を肩を並べて歩く福島先生と細江先生の後ろ姿を見て、一区切りついた気がした。
さて、僕は明日から北京です。

投稿者 Ken Kitano : 11:44

2011年10月03日

10月8日にトークイベントします

福島辰夫写真評論集出版を記念してトークイベントをします。
細江先生にVIVOのお話などうかがう予定です。

トークイベント:10月8日 18 時30分〜20 時 NADiff a/p/a/r/t(1 階) ■入場無料
■細江英公(写真家)×聞き手北野謙(写真家、本書の編集を担当) 
■ゲスト(予定):福島辰夫(写真批評家)
http://www.nadiff.com/fair_event/fukushima_vivo.html

主催:ナディッフ+ 窓社 
■問い合わせ:ナディッフアパート tel.03-3446-4977
あわせて、店内で「10 人の眼」・VIVO 関連のブックフェアを行います。VIVO作家を中心に写真集、書籍、図録など、ブックフェア開催中。
福島辰夫先生編集の川田喜久治写真集「ラストコスモロジー」(実はこの写真集の割り付けは僕も線を引いています)や、エルスケン「サンジェルマンデプレの恋」、東松照明の世界展の本など、レア本もありました。
ナディッフ アパート 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F

MEMにて連続講座 福島辰夫写真評論集をテキストに、現役の批評家による連続講座を開催します。
日程等
【第1回】2011年10月23日(日)16:00-17:30 講師:光田ゆり氏( 美術評論家) ■テーマ「破綻と彷徨」:1930 年代の写真作家たち
【第2回】2011年11月20日(日)18:00-19:30 講師:日高優氏( 写真批評家) ■テーマ リアリズムから現代写真へ
【第3回】2011年12月3日(土)18:30-20:00 講師:光田ゆり氏( 美術評論家) ■テーマ「現代写真」と「現代美術」の発生と展開:瑛九 デモクラート 福島辰夫
【第4回】2011年12月11日(日)18:00-19:30 講師:日高優氏( 写真批評家) ■テーマ「10人の眼」・VIVOの作家たち
福島辰夫写真評論集」第1〜3巻 持参推奨、会場販売有り
▶参加費(支払い方法は申込者に直接連絡します) 1,000¥/ 回
▶申込締切 各講座の前日、20:00 締切必着 ※複数、単数講座の申し込み可
▶受講申し込み メールまたは、FAX で
ご希望の講座回、参加日、申込者の郵便番号、住所、氏名、メールアドレス(FAXの場合はFAX番号)をご記入の上、下記の申込先までお送り下さい。
申込先:MEM 担当:高橋
Mail:takahashi@mem-inc.jp Fax:03-6425-9482
▶問い合わせ先
場所:MEM 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff a/p/a/r/t 2F
http://mem-inc.jp/topics/news/


で、目下3巻「破綻と彷徨」の作業中。
福島辰夫さんといえば「破綻と彷徨」と思われる方もいるようです。
その「破綻と彷徨」は引用や歴史記述が多く、図版の多くは許諾は公共団体から。校正、許諾が難航しています。(先週は許諾の作業に追われました。)それがすんでからレイアウト・・・。なのでもうしばらくお待ち下さい。

投稿者 Ken Kitano : 17:44

トラック野郎

12月の東京都写真美術館「写真の飛躍展」出展に向けてour faceラージサイズを額装する。
北京から運んだ大型木箱に収まっている額をアルバイトさん2人とうちの奥さん、MEMの高橋さんでとり出し、トラックに積み込む。1つ100キロ近い重さ。4人いて助かった。以前太郎賞の時は、うちの奥さんと2人で運び、荷台に持ち上げたときにバランスを崩して、漫画みたいにふたりでぺしゃんこになりそうになった。
額縁は中国で安く作れたけれど、大きい作品は移動や展示、保管が大変です。作品には早くお嫁に出てもらいたいものだ。

このプリントは当初マットをかぶせるつもりだった。しかしプリントが出来て来たらフルで印画紙をみせた額そうに変えた。印画紙の端まで見えるとアルミに貼付けるラージサイズとは違う。厚さや光沢も銀塩のラージサイズらしさがある。台湾展の時は現地の画廊がアルミフレームに入れて展示したのだけど、がっしりした木で浮かせたフレームのほうがしっくりする。

ETC深夜割引を使って朝神戸の額屋さん一風堂さんへ輸送。引き合わせと検品をして、尼崎の温泉施設で一休み。
午後、難波に移動して、MEM石田さんおすすめの洋食レストラン「はり重」のビーフカツを食べた。うまい。肉もうまいがデミグラソースがおいしい。店内の趣もよかった。

再び深夜トラッカーで帰宅。今回のカーラジオは「浜村淳」、「巨人―広島戦」、「Dig」、名前は分からないけど文化放送の木村拓哉の番組、「AKB48のオールナイトニッポン」、そして「ラジオ深夜便」。運送屋さんにお願いすると高額なので、だったら自分で行きますよ、とトラック野郎した。実はこうゆうのは好きなのです。

投稿者 Ken Kitano : 16:11