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2005年11月04日

11月3日 学童の運動会

 午前中、自宅で仕事。シアタートラムで上演中の岸田今日子さん出演の「オリュウノオバ物語」(中上健次原作)の追加公演に、だめもとで電話をしたらチケットが取れた。楽しみ。昼前に自転車で離れた小学校へ。学童クラブの合同運動会に行く。行ってみてびっくり。人数の多いこと。参加小学校は市内の全学校からだから20校くらい。人数の多い学校は1校に学童クラブがふたつも三つもあると知る。うちの子の学童なんかは小さいほうだ。リレーなんかは予選だけでも延々続いく。見ているだけで疲れる。合同でやることないんじゃないかなあ。途中で抜けて家で仕事。夕方車で打ち合わせに出かける。出かけに「relax」京都特集が送られてきた。今号は画家の金子国義先生とキモノの撮影をさせて頂いた。いつもながら金子先生に「大木に止まった蝉」状態で仕事をさせて頂いた。勉強になった。誌面での仕上がりは、なんかプリントのときの華やかなかわいらしい感じがしない。なぜかな?
 打ち合わせに行く途中で新宿プレイスMによる。まだ自分の写真集が残っていた。(佐藤信太郎がここで買ってくれたと聞いていたので、●冊しか売れてないことになる。)前から欲しかった鈴木理策さんの熊野の写真集を購入する。土田ひろみさんの「新・砂を数える」があったので見たら、すごくよかった。MOTOKOさんの「京都」もよくて欲しくなった。次回の購入を決意する。
 某アパレルブランドの方と打ち合わせ。まだ分からないのだが、『our face』の延長で、ご一緒に何かひとつの作品とプラスアルファ(イベントなのか広告なのか、写真展、映像なのか?)を作りましょう、という展開になる。俄然楽しみになってきた。さっそく企画を練ろう。今までにも何度か企業や代理店からour faceプロジェクトで何か一緒にやりましょうという提案を頂いたことがあった。しかしだいたいが広告的効果主体の提案だったり、SPAでの掲載をあからさまにねらっての提案だったりした。今回のように本を買ってくださって、それを見て合同で何かを作らないかという提案というのは初めて。ヒステリックグラマーの一連の仕事のことも話題にのぼったが、ファッションの方とはいえすぐとなりとはいえないジャンルのアートや文化にも関わろうという姿勢はさすがだなと思った。

投稿者 Ken Kitano : 2005年11月04日 08:09