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2005年01月24日

1月23日 三越劇場から門前仲町「だるま」

12時に日本橋三越劇場俳優座公演「次郎長が行く」へ。暮にこの公演の舞台撮影をさせて頂いたら、広報のUさんからご招待頂いた。ライターの袴田さんとUさんにご挨拶すると、昨日の読売新聞夕刊の劇評に大きく取り上げて頂いたのを見せて下さった。小田島雄志先生のコラムだった。カラー写真に撮影クレジットも入っている。クレジットまで入れてくれるように、各媒体に言ってくれる制作担当者の方は案外少ないので改めてUさんに感謝。劇場は楽日なので華やかな雰囲気。芝居を観ていると、あ、このシーンはあのレンズで撮ればよかった、とかここは一人のアップのほうも押さえて方がよかったとか、いろんなことを考えてしまい、(全部あとの祭りであるが)つくづく反省しきりであった。精進しなければ。
 さて、見終ったあと、袴田さんとどこへ行くか迷う。コの字カウンターの居酒屋は決まっているが、赤羽「まるよし」方面に行くか、住吉「美好」方面にいくか。迷った揚げ句、錦糸町行きのバスに乗って住吉へ。しかし町工場が不景気なせいか、「三好」「神谷」「ホッピー酒場」など、住吉のコの字は軒並みは閉まっていた。仕方なく森下へ。しかし「山利基」、「魚三二号店」も灯が消えており、結局地元のに住む袴田さんのお知り合いの方の案内で、門前仲町「だるま」に落ち着く。劇場を出てから寒い中、三時間もかかってしまった。でもいい店でした。広〜い「コの字」カウンター。いまだに酒を頼むと「一級?それとも2級?」と聞かれる店は、三輪橋「越後屋」以来でした。「一級」は秋田の「新政」だった。やかんでカンカンに燗した酒をビールグラスに表面張力がかるところでぴたっと止めるおかみさんの技。この店は注文すると、おかみさんが一人前を「一発!」二人前を「二発ね!」と”発”をつけて復唱する。面白いので二杯目からこちらも「熱燗二発下さい!」になった。味の南蛮付け、牡蠣フライ、しめサバ、どれも美味。何より小雪交じりの寒い日は熱燗がうまい。
 次回は住吉に「コの字」リベンジにいくことを誓う。

投稿者 Ken Kitano : 2005年01月24日 10:34